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タイトル IEEE802.11nの通信速度が出ません。
最終更新日 2009/06/04 管理NO:002116
対象OS Windows VistaWindowsXP
対象シリーズ
  • Let's note
    CF-F8シリーズ、CF-W8シリーズ、CF-T8シリーズ、CF-R8シリーズ

質問

IEEE802.11nの通信速度が出ません。

回答

IEEE802.11nの暗号化方式は「AES」が推奨となっており、他の暗号化を設定している場合(WEP、TKIP等)、IEEE802.11nの通信速度が遅くなる場合があります。
「AES」以外の暗号化を設定をしている場合は、「AES」に設定を変更してください。

暗号化の設定は、無線LANアクセスポイントにより異なります。

  1. 推奨アクセスポイント(バッファロー:WZR-AGL300NH)をご使用の場合
    下記FAQをご確認ください。

    [Windows Vista] IEEE802.11nの暗号化方式を「AES」に変更する方法
    https://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/02133-1

    [Windows XP] IEEE802.11nの暗号化方式を「AES」に変更する方法
    https://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/02131-1



  2. 推奨アクセスポイント以外をご使用の場合
    お使いの無線LANアクセスポイントの製造元メーカーにご確認ください。

【補足情報】 (無線LANサポート情報 用語集より)
AESとは
「Advanced Encryption Standard」の略
無線LANセキュリティの「WPA」で使用される暗号化方式。
通信中でも暗号キーを変更し続けることにより、暗号キーが解読されることを防ぐと言う方式です。
AESは、暗号化処理をハードウェアにて行うので、無線LANアクセスポイント、無線LANモジュールの両方にハードウェアの機能として組み込まれている必要があります。
WEPとは
「Wired Equivalent Privacy」の略
共通の暗号化キーを使用して、アクセスポイントと各端末間のデータを暗号化して通信する方法です。
共通の暗号化キーのことを「WEPキー」と言います。
暗号のレベルとして64ビット、128ビットなどの種類があり、ビット数の高いものほど暗号が破られにくくなっていますが、万が一、WEPキーが破られてしまったことを想定し、定期的にキーを変更する事をお勧めします。
TKIPとは
「Temporal Key Integrity Protocol」の略
無線LANセキュリティの「WPA」で使用される暗号化方式。
通信中でも暗号キーを変更し続けることにより、暗号キーが解読されることを防ぐと言う方式です。
同様の方式にAESがありますが、暗号化処理の方法が異なります。具体的には、AESはハードウェアで暗号化処理を行うのに対し、TKIPはソフトウェアで暗号化処理を行います。


【参考情報】
無線LANに関する各種サポート情報を公開しておりますので、是非ともご覧下さい。
https://askpc.panasonic.co.jp/wlan/index.html
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