パソコンの動作が不安定な場合、Windows起動時に常駐する不必要なアプリケーションソフトを停止して、問題の切り分けを行なうことができます。
スタートアップに登録されているアプリケーションソフトの停止方法と、工場出荷状態のスタートアップ項目は下記の通りです。
※図は、Windows 10 April 2018 Update(2018年10月現在)の画面で説明しています。
スタートアップに登録されているアプリケーションソフトの停止方法 |
下記の手順で、アプリケーションソフトを停止してください。
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【Windowsロゴ】キー+【X】キーを押し、[タスクマネージャー]をクリックします。
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タスクマネージャーが起動するので、[▼詳細]をクリックします。
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「スタートアップ」タブをクリックします。
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下記の「工場出荷時のスタートアップ項目」と比較し、余分なプログラムが入っている場合は、一旦無効に設定します。
(念のため、どの部分を無効にしたか、メモ等残されることをおすすめします。)
項目内容は、[スタートアップ項目の内容]をご確認ください。
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ウィンドウの右上[×]をクリックしてタスクマネージャーを閉じます。
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【Alt】 + 【F4】を押してシャットダウンメニューを表示させ、[再起動]を選択し、[OK]をクリックします。
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再起動後、現象が改善されているかご確認ください。
(1)現象が改善されない場合
システム構成ユーティリティのサービス内容のチェックを行ってください。
システム構成ユーティリティのサービス内容のチェック方法は、下記の[関連FAQ]をご確認ください。
既に確認済みの場合は、[スタートアップ項目の設定を元に戻す]に進んでください。
(2)現象が改善された場合
チェックをはずしたスタートアップ項目のいずれかが原因となります。
スタートアップ項目が特定でき、サポート先を推測できる場合は、該当メーカーにご相談ください。
スタートアップ項目の特定、サポート先を推測できない場合は、お客様ご相談センターにご連絡ください。(お客様ご相談センターの連絡先はこちら)
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スタートアップ項目の設定を元に戻す |
別の原因が考えられますので、本操作では改善できません。
先ほど無効にした項目を下記の手順で元に戻し、お客様ご相談センターにご連絡ください。
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「スタートアップに登録されているアプリケーションソフトの停止方法」の手順1.~2.を参照し、「スタートアップ」タブを表示します。
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1つずつカーソルを移動して[有効にする]をクリックし、すべての項目を有効状態にします。
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ウィンドウの右上[×]をクリックして「タスクマネージャー」を終了します。
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【Alt】キー+【F4】キーを押して、[再起動]を選択し、[OK]をクリックします。
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お客様ご相談センターにご連絡ください。(お客様ご相談センターの連絡先はこちら)
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システム構成ユーティリティのサービスの設定を変更している場合
下記手順でサービスも元に戻してからご連絡ください。
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【Windowsロゴ】キー+【X】キーを押し、[検索]をクリックします。
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検索入力欄に「msconfig」と入力し、検索結果に表示された[システム構成]をクリックします。
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「サービス」タブをクリックし、[すべて有効]をクリックします。
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[OK]をクリックし、[再起動]をクリックします。
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工場出荷時のスタートアップ項目の内容 |
スタートアップに登録されている項目は、下記の内容になっております。
項目 |
内容 |
CLMLSever_For_P2G8 |
CyberLink関係のプログラムです。 |
Microsoft OneDrive |
Microsoft OneDrive関係のプログラムです。 |
Panasonic PC 設定ユーティリティ |
Panasonic PC 設定ユーティリティ関係のプログラムです。
(Let's noteシリーズ独自のプログラムです) |
Realtek HD オーディオマネージャ |
オーディオ関係のプログラムです。 |
System Interface Manager : Module I |
Fnキーとファンクションキーの組み合わせや、無線スイッチの切り替えなどのシステムからの状態変化を処理するために必要なアプリケーションです。
(Let's noteシリーズ独自のプログラムです) |
Windows Defender notification icon |
Windows Defender関係のプログラムです。
(同じ項目名のものが2つ表示されることがあります。) |
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