ここでは、内蔵ハードディスクを2つのパーティション（CドライブとDドライブ）に分割している状態から、Dドライブのサイズを減らしてCドライブのサイズを拡張する手順をご紹介します。

【注意事項】
ハードディスクの領域を変更すると、Dドライブのデータは消去されます。
他のメディアや外付けのハードディスクなどに必ずデータのバックアップを取ってから、パーティション変更を行ってください。

スタート画面の何もないところで右クリックし、[すべてのアプリ]をクリックします。 「Windowsシステムツール」メニューの[コンピューター]をクリックします。 [コンピューター]の[管理]をクリックします。 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。 標準ユーザーでサインインしている場合は、管理者のユーザーアカウントのWindowsパスワードを入力して[はい]をクリックします。 [記憶域]の[ディスクの管理]をクリックします。 「ボリューム（D:）」を右クリックし、[ボリュームの削除]をクリックします。 「このボリュームを削除するとボリューム上のデータがすべて削除されます。」の警告メッセージが表示されます。 データのバックアップを完了している場合は、[はい]をクリックして次に進みます。 先ほどの「ボリューム（D:）」の部分が削除されて、「未割り当て」領域になります。 「Windows（C:）」を右クリックして[ボリュームの拡張]をクリックします。 「ボリュームの拡張ウイザード」が起動しますので[次へ]をクリックします。 「ディスク領域(MB)を選択」の部分に拡張したいサイズを入力します。 ここの例では、50GBを拡張するために「51200」と入力して[次へ]をクリックします。 （ 1GB = 1,024MB ） 「ボリュームの拡張ウィザード完了」が表示されますので、[完了]をクリックします。 「Windows（C:）」の領域が50GB拡張されて表示されます。 次に「未割り当て」領域をDドライブとしてパーティションを作成するために、[未割り当て]部分を右クリックして[新しいシンプル ボリューム]をクリックします。 ウイザードが起動しますので[次へ]をクリックします。 Dドライブのサイズを指定します。ここでは残りすべてをDドライブに割り当てますので、変更せずに[次へ]をクリックします。 ドライブ文字は「D」のままで、[次へ]をクリックします。 「ボリュームラベル」を指定する場合は、変更してください。 このままでよい場合は、[次へ]をクリックします。 ボリュームラベルは、後からでもドライブのプロパティで変更できます。 内容を確認し、[完了]をクリックします。 新しいパーティションのフォーマットが開始しますので、フォーマットが終了するまでお待ちください。 手順17.で「このボリュームをフォーマットしない」を選択している場合は、フォーマットしません。 フォーマットが終了すると完了です。

【注意事項】
[ディスクの管理]で表示される「システム パーティション」や「回復パーティション」は重要な領域ですから、その領域の変更や削除をしないでください。