セットアップユーティリティは、パソコンの動作環境（デバイスや起動、セキュリティなど）を設定するユーティリティソフトです。

セットアップユーティリティはBIOSの機能を使ったパスワードが設定できますので、パスワードを設定するとセットアップユーティリティを起動するときにBIOSのパスワード入力を要求する画面が表示されてセキュリティ対策になります。

BIOSの機能で設定できるパスワードには、下記の2種類あります。

スーパーバイザーパスワード	管理者が使用するパスワードで、全ての設定変更ができます。
ユーザーパスワード	設定変更項目に制限があります。

ユーザーパスワード使用者が勝手にパスワードを変更しないようにするには、下記の手順で設定してください。
※共通の手順は、Windows 8での画面を例に説明します。

【注意事項】
この手順は、Windowsを起動する前に行う操作です。
あらかじめ印刷しておくか、手順をメモに取っておくことをおすすめします。

セットアップユーティリティの起動

[Windowsロゴ]キー+[C]キーを押してチャームを表示し、[設定]をクリックします。 [PC設定の変更]をクリックします。 再起動の設定をします。 Windows 8.1の場合 [保守と管理]をクリックします。 [回復]をクリックし、「PCの起動をカスタマイズする」欄の[今すぐ再起動する]をクリックします。 Windows 8の場合 [全般]をクリックし、「PCの起動をカスタマイズする」欄の[今すぐ再起動する]をクリックします。 [トラブルシューティング]-[詳細オプション]-[UEFIファームウェアの設定]-[再起動]をクリック後に、再起動してセットアップユーティリティが起動します。 【補足情報】 [トラブルシューティング]画面が表示されない場合 上記手順で、[トラブルシューティング]画面が表示されずにパソコンが再起動して「Panasonic」起動画面が表示されたときは、「Panasonic」起動画面が表示されている間に【F2】キーまたは、【Del】キーを押してセットアップユーティリティを起動します。 セットアップユーティリティ起動時にパスワード入力画面が表示された場合は、BIOSのパスワードを入力して【Enter】キーを押します。

セキュリティの設定
セットアップユーティリティ起動後、【←】【→】キーを押して画面上部の「セキュリティ」メニューを選びます。 【↓】【↑】キーを使って「ユーザーパスワード保護」を選び、【Enter】キーを押します。 「保護する」を選択して【Enter】キーを押します。 保護しない デフォルト設定 ユーザーパスワードでセットアップユーティリティを起動した場合に、ユーザーパスワードの設定変更を許可します。 保護する ユーザーパスワードでセットアップユーティリティを起動した場合に、ユーザーパスワードの設定変更を禁止します。

セットアップユーティリティの終了
パスワードの設定が終わりましたら、保存してセットアップユーティリティを終了するために【F10】キーを押します。 「設定を保存して終了しますか？」の表示で、[はい]を選択します。 セットアップユーティリティが終了して再起動します。 「起動時のパスワード」の設定値が「有効」や「自動」となっている場合は、再起動時にパスワード入力画面が表示されますので、設定したスーパーバイザーパスワードまたは、ユーザーパスワードを入力して【Enter】キーを押します。 Windowsが起動します。