UAC(ユーザーアカウント制御)とは、ユーザーが意図しないソフト（例：マルウェアなどの悪意有るソフト）が、自動的にインストールされるのを防止するために、Windows Vistaより搭載された機能です。

Windows Vistaでは、管理者権限のユーザーでWindowsにログオンしていても、Windowsのシステムとしては標準ユーザーとして扱われますので、システムの設定を変更する等の操作が制限さています。
このため、アプリケーションやドライバーなどをインストールする際、下記のような「ユーザーアカウント制御」の画面が表示され、その都度、許可（ユーザーの権限を一時的に昇格させる）を行う必要があります。


例：ユーザーアカウント制御画面

当社としましては情報セキュリティの観点から、UAC(ユーザーアカウント制御)機能は有効の状態でご利用頂くことを強く推奨致します。

なお、パソコン本体の各種設定や、アプリケーションのインストールなどをまとめて行う場合など、一時的にUAC(ユーザーアカウント制御)機能を無効にすることが出来ます。
この場合は、下記の手順を実行してください。

[スタート]−[コントロールパネル]より[ユーザーアカウント]をクリックする。 [ユーザーアカウント]をクリックする。 [ユーザーアカウント制御の有効化または無効化]をクリックする。 「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されるので［続行］をクリックする。 「ユーザーアカウント制御（UAC）を使ってコンピューターの保護に役立たせる」のチェックを外し、[OK]をクリックします。 再起動を促すメッセージが表示されますので、[今すぐ再起動する]をクリックして、Windowsを再起動させます。 再起動後、各種設定やアプリケーションなどのインストールを行います。 各種設定やアプリケーションなどのインストールが完了したら、再び1.〜4．の手順を実行します。 「ユーザーアカウント制御（UAC）を使ってコンピューターの保護に役立たせる」にチェックを入れ、[OK]をクリックします。 再起動を促すメッセージが表示されますので、[今すぐ再起動する]をクリックして、Windowsを再起動させます。