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タイトル 回復コンソールのインストール方法(WindowsXP SP2)
CF-Y7,W7,T7,R7シリーズ
最終更新日 2009/03/26 管理NO:002100
対象OS WindowsXP
対象シリーズ
  • Let's note
    CF-Y7シリーズ、CF-W7シリーズ、CF-T7シリーズ、CF-R7シリーズ

質問

Windows XP SP2での回復コンソールのインストール方法を教えてください。(CF-Y7,W7,T7,R7シリーズの場合)

回答

本情報は、下記対象機種に関するサポート情報です。

【対象機種】
CF-Y7,W7,T7,R7シリーズ
※CF-Y7AWCAXS、CF-Y7ACCAXSは除く。

上記対象機種では、SATAドライバーの組み込みが必要です。(SATAドライバーを組み込まずに回復コンソールを起動すると、STOPエラーが発生します。)
回復コンソールをインストールする場合は、以下の手順でインストールしてください。

【補足情報】
回復コンソールは、WindowsXPに何らかのエラーが発生し、Safeモードでも起動できない場合に、起動環境の復元などをコマンドラインで実行するための機能です。
※回復コンソールは、全ての方がインストールしなければならないと言うものではありません。
  必要な方だけインストールするようにしてください。

1.回復コンソールのインストール
下記の手順で、回復コンソールをインストールします。

  1. [スタート]より[ファイル名を指定して実行]を選択します。


  2. 名前の欄に「c:\windows\i386\winnt32.exe /cmdcons」と入力し、[OK]をクリックします。


  3. インストーラが起動しますので、画面の指示に従って作業を行って下さい。
2.SATAドライバーのダウンロードと展開
下記の手順で、SATAドライバーのダウンロードと展開をします。
※ファイルの展開には、フロッピーディスクドライブ(CF-VFDU03U)と、フロッピーディスク 1枚
 (3.5インチFDD 1.44MBフォーマット)が必要になります。

  1. 下記URLをクリックして、SATAドライバーをダウンロードします。
    https://pc-dl.panasonic.co.jp/public/soft_first/cf-y_w_t_r7a/f6fd_74_3_d070637.exe
    直接実行せず、任意のフォルダやドライブを指定して保存して下さい。
    以降の手順は、C:\TEMP に保存したことで説明します。


  2. C:\TEMP\f6fd_74_3_d070637.exe をダブルクリックして実行します。


  3. 使用許諾契約の画面が表示されますので、内容をよくお読みいただき、[はい]をクリックしてください。


  4. 展開先フォルダーを設定する画面が表示されますので、[OK]をクリックしてください。
    展開先フォルダーは標準では「c:\util2\drivers\f6fd」が設定されています。


  5. しばらくすると展開が完了します。


  6. フロッピーディスクドライブ(CF-VFDU03U)にフロッピーディスクを入れた状態で
    C:\util2\drivers\f6fd\f6flpy32\f6flpy32.exe を実行してください。


  7. 「Insert floppy to write」が表示されますので、[OK]をクリックしてください。
    (元のフロッピーディスクのデータは削除されます)


  8. しばらくすると、フロッピーディスクへの展開が完了します。
3.すべてのファイルを表示する設定
下記の手順で、フォルダオプションの設定を変更します。
※作業完了後は必ず、設定を元に戻してください。

  1. [スタート]より[コントロールパネル]をクリックします。


  2. [デスクトップの表示とテーマ]をクリックし、[フォルダ オプション]をクリックします。


  3. 「表示」タブをクリックします。


  4. [詳細設定]欄の「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択します。


  5. 「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックボックスを解除します。
    ※警告メッセージが表示された場合は、[はい]をクリックします。


  6. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。
4.SATAドライバーの組み込み
下記の手順で、SATAドライバーを組み込みます。

  1. 「C:\cmdcons」フォルダを開き、「winnt.sif」ファイルをコピー(バックアップ)します。
    コピー後の名前は、「winnt.bak」など任意の名前にします。


  2. メモ帳を起動し、「ファイル」メニューより[開く]を選択します。


  3. 「C:\cmdcons\winnt.sif」ファイルを開きます。


  4. 以下のように、「OemPreinstall = Yes」の行を追加します。
    ────────────
     [unattended]
     unused=unused
     OemPreinstall = Yes
    ────────────


  5. 以下の2行を最後に追加します。
    ─────────────────────────────────────
     [MassStorageDrivers]
     "Intel(R) 82801HEM/HBM SATA AHCI Controller (Mobile ICH8M-E/M)" = "OEM"
    ─────────────────────────────────────


  6. 「ファイル」メニューより[上書き保存]を選択します。


  7. 「C:\cmdcons\」フォルダを開き、「$OEM$」のフォルダを新規作成します。


  8. 「C:\cmdcons\$OEM$」フォルダ内へ、フロッピーディスク内にあるSATAドライバーの以下、2ファイルをコピーします。
     iastor.sys
     txtsetup.oem
5.すべてのファイルを表示する設定の解除
下記の手順で、フォルダオプションの設定を元に戻します。

  1. [スタート]より[コントロールパネル]をクリックします。


  2. [デスクトップの表示とテーマ]をクリックし、[フォルダ オプション]をクリックします。


  3. 「表示」タブをクリックします。


  4. [詳細設定]欄の「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」を選択します。


  5. 「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックボックスを選択します。


  6. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。

なお、当社では回復コンソールのサポートを行っておりませんので、ご了承ください。


【参考情報】
マイクロソフトサポートオンライン

Windows XP での回復コンソールのインストールおよび使用方法
http://support.microsoft.com/kb/307654/ja
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